「旨さ」「香り」「粘り」美味しさの秘密 日本一を誇るブナの原生林が育む滋養に満ちた水系、先人の知恵と四季鮮やかな山形の風土が生んだ、わが国の美味しいお米のルーツとなる「亀ノ尾」。その正統の系譜から、ついに新ブランド米が誕生しました。 際立つ「粒の大きさ」、「白い輝き」「旨さ」、「香り」、「粘り」は、ごはんそのものがご馳走。味わうほどに至福の喜びに満たされます。 山形の農の匠が丹誠込めて育てる、安全で、おいしさを極めた特別なお米。 日本中の、何よりも「白いごはん」が大好きな人にオススメします。 |
10年の開発期間 明治時代に本県庄内町(旧余目町)で阿部亀治氏が育成した水稲品種「亀の尾」は、品種改良の交配親として盛んに用いられ、その良食味性が「コシヒカリ」や「はえぬき」に引き継がれています。この本県育成品種である「はえぬき」は、平成3年に育成され、収量・品質が安定していることから、いもち病に弱く倒れやすかった「ササニシキ」に代わり瞬く間に県の主力品種に駆け上がりました。 しかし、全国的に「コシヒカリ」の作付けが拡大していく中で、生産者からさらなる良食味品種が求められてきたことから、極良食味系統の開発が急がれました。そこで、平成10年から「つや姫」を山形県立農業試験場庄内支場)において育成しました。 育成期間を短縮するために、暖房した世代促進ハウス内で冬期間も栽培しました。 また、ほ場での栽培では苗を一本ずつ植え、病気に強いか、収量が穫れそうか毎日観察しながら選抜しました。育成世代の早い段階から実際にご飯を炊いて食味試験を行いました。 こうして、10万分の1の確率で選抜された本県オリジナル品種「つや姫」は、「亀の尾」の良食味性を引き継いで誕生しました。 |